いじめ
みなさん、こんにちは。
昨日の上毛新聞社の方とも「いじめ」についての
話題になって、あらためて「いじめ」について
考えました。
いじめを受けている子は、ほんとに、ほんとに苦しんでいます。
傷ついています。
いじめられていることにもそうですが
親の言動や先生の言動にも傷ついています。
どうしてもお伝えしたいことは
【いじめられる側は絶対悪くない】
ということです。
いじめを受けている子は「ぼくが○○だから悪いんです」
「わたしが○○だからいじめられるのも仕方ないんです」
と、《いじめられる自分が悪い》と思っています。
これは絶対に間違いです。
いじめられる人が悪いなんてことは絶対にありません。
勉強ができないから?
のろまだから?
不潔だから?
太っているから?
どれもこれもいじめていい理由になりませんよね。
性格だったり、個性です。
いじめていい理由なんて世の中に存在しません。
それから、いじめかどうか。
相手の子は、「ただ、ふざけてただけで、いじめてません」
というかもしれません。
でもねこれ、相手がどうのこうのじゃないんです。
本人が「いじめられてる」と、そう思ったらいじめです。
相手が「いじめてません。ただの喧嘩です」といったら
いじめじゃないなんておかしいと思いませんか?
自殺してしまったら遅いんです。
いじめられている人がいたらどうかこれだけは覚えていて。
【いじめられる自分は絶対に悪くない】
そしてお子さんがいじめを受けているという親御さんには
【絶対に味方だよ】と伝えてあげてください。
子どもは「こんなこと話したらお母さんが悲しむ」
「お母さんやお父さんに心配かけたくない」と
必死にひとりでたえています。
もし子どもからいじめられてることを聞いたら
話してくれたことを褒めて、その子の気持を
そのまま受け止めてあげてください。
「言い返さないお前も悪いんだよ」
「あんたがなんか相手にしたんじゃないの?」
「社会にでたらそんなことはいくらでもある。そんな弱くてどうする!」
「世の中にはいろんな人がいるんだ。いい勉強だ」
なんて子どもが聞いたらどうでしょう。
とても傷つきます。そして、
《やっぱり僕が悪いんだ》と受け取ります。
そしてもう二度と相談したくないと思うでしょう。
だってそもそも【悪くない】んです。
だから自信を持ってお子さんの100%味方でいてください。
まずはこれです。
味方がいてくれたら、子どもは自然と立ち向かうパワーがでます。